登ればイイ
来月何の因果か山形市から福島県にある桧原湖まで自転車で行くことになった。
ジテンシャ屋さんのイベントである。
合宿という名の泊りがけでの飲み会。自転車が無理なら車で来ちゃいなよ!というヤツである。
ただ山形県というところは、県境が山を越えねば他県にたどり着かないのだ。
今回のコースも、例外ではない。
道順は、温泉街を通って県境に出るらしい。
温泉街から県境がキツイらしいのだ。
自転車で行く予定だが、すこぶる自信がない。
坂はとてもお好きではない。
コレは夫を巻き込んで下見に行かねば!と思い立って行ってきた。
結果、温泉街までも充分厳しいことがわかった。温泉街というのは平坦になっているかと思いきや、ずっと上り坂。そして、本日はびっくり夏日。とてもとても暑い。20分進んで、10分休むという。休んでいる間はじっとアリンコを見つめるという、虚ろな目をして休むことに。
キツイ坂になってからは自転車を降りることもできずに、平均勾配12%の坂を延々登る
とにかく坂である。
というのが温泉街までの道。
話によると温泉街から県境までの道は余すことなく12%の坂ばかりらしい。
時間と体力の関係で県境までは行けなかった。
むしろ、心が折れそうだった。
16時に温泉街を下った。下り坂は何もしなくてもすすむ。怖いくらいに。
1時間30分かけて登った山は、20分足らずで下り終えてしまった。何それ?という感じである。
来月まで対策を練らねば、遭難してしまいそうな道のりであった。