ご近所さんと周ればいい
いつも行くサイクリングチームの中に、町内の方いるのだ。隣組というやつだ。
普段町内会の行事に参加しないので、回覧板を改めてみてたいそう驚いたものだ。
この日は、そのご近所さん夫妻と遠出ライドである。
K氏の奥様は、大変恥ずかしがりやのため、サイクリングチームには参加したがらない。私ら夫妻と4人なら少人数ということで、一緒に走ってくださるのだ。
K氏が物凄くストイックに走るので、奥様もきっとそうなのだろうと伺うと、「ウチの奥さんは、普通のオバサンなので安心してください」という。
信じがたい話ではあるが、私の激遅、体力の無さは もはやどうしようもないので、ご一緒する次第。
山形市から寒河江市へ向かいそこから白鷹町鮎茶屋をに行き、県民の森を越えて帰宅するルートである。
多分90キロぐらい。
K氏曰く、奥さんの好きなコースだという。
この時点で、普通のオバサンではない。
恐ろしいほどの登りも無いが、全くないわけではない。
ゆるく登るはずだ。
合流して、寒河江まで向かう。
クロスバイクで、速度も回転数も落とさず 淡々と進む奥さん。
ほらねほらね。普通のオバサンなわけが無い。
ロードバイクで、速度も回転数も落ちまくる、私と大違い。
まったくもう!(笑)
K氏夫妻が所々で待っていただき、夫からも付き添っていただいて、何とかあゆ茶屋。
遠い。しかしそこから山を越えるのだ。
もうやだ、タクシー呼んで帰りたい。(笑)
白鷹からの県民の森の坂道。確かに景色はきれいで、のどかで、写真の一枚も撮りたくなる。
皆が各々写真を撮ったりしている間、私は呼吸を整える。
もう、どんどん写真を撮るために止まって欲しい。この景色をどんどん納めて欲しい。
その間休める。(笑)
県民の森を登ると後は、気持ちいいくらいの坂道。この下り坂を味わうためならもう一度登ってもいい。
今度は 村山のひつじ屋に行く約束をしたが、今年は無理だろうなぁ
楽しかった。