暑がればいい
そこはかとなく暑い。皮膚に熱が刺さる。気を紛らわそうとテレビを見る夫と妻。
有名なのに初めて観る。流石にティファニーで朝ごはんを食べる映画ではないのは知っている。
一体どんな内容なのか。
金持ちのおっちゃんが ヘップバーンを綺麗なお嬢さんに仕上げていくのか?そういう類なのか プリティーウーマン的な話なのか?
否。
女優なのか、夫を捨てて逃げてるのか、弟思いなのか なんだかわからない傍迷惑な女の人の話であった。
後半のヘップバーンの破天荒たるや、終始タバコは吸う、火のついたタバコを振り回すもんだから、帽子が燃える被害者やら、万引きを強要したり、猫を捨てたり、ラジパンダリ。
まあ この話のどこが面白かったのか、そして半世紀経った今でもモテはやされているのか理解不能である。
どなたか、この話のよさを教えてほしい。
妻が唯一面白かった所は、ホームパーティー時 鏡に映った自分を観て笑ったり泣いたりしている婦人が映るシーンだけである。