砕けばいい

日曜、晴天で暖かい日。コレはやらねば！と夫といそいそと表に出る。そう３０年ぶりの豪雪にも関わらず除雪らしいことをしなかった夫と妻。家の前の道路は氷の板のワダチが出来ている。そんなわけでツルハシを振り回すべく表に出たのだ。
鬼の形相でツルハシを振り下ろし、氷を砕く。砕いた氷を道路端に寄せるか日のあたる場所にばら撒く。見事な連携プレーと思わせつつも何処かかみ合わない夫と妻。ツルハシを振り下ろす危険地帯をうろつく妻。ソレを叱咤する夫。もしくはツルハシを振り下ろすが夫に振り下ろしそうになる妻。ソレを叱咤する夫。かみ合わない。
そんな悪戦苦闘の昼を過ごし、夕方ノンビリと筋肉痛と疲労でグッタリする。
苦労して道路に雪がなくなったのだが、今朝起きてみると一面白銀。どうやら雪というものが空から降りくさったらしい。そしてモッサリ積もりくさったらしい。
月曜からげんなりである。

今日の夫。
エアガンを握ってニヤニヤしている夫。違いのわからない妻。